さて、毎年のことではありますが吹奏楽部の活動の大きなものの一つ、コンクールの記録です。

10月24日に東京・府中の森芸術劇場で開催された第74回全日本吹奏楽コンクール大学の部において、無事金賞受賞できました。あーよかったねぇ、という安堵感、終了後のレセプションが暗くならなくてよかった〜という感想が私の本当に本心からの感想です笑。
私はコンクールも100万年くらいやってるので(ウソ笑)、そこまで毎回感情的には色々起こらないんですが、学生たちは毎年メンバーが変わって上手下手・得意不得意も結構違うし、金賞取りたい!と思ってこのバンドに入ってきた子達ももちろんいて、コンクールが若い彼らの楽器と演奏をがんばる大きなモチベーションになっていることは間違いなく、その努力が実って嬉しい結果になったことは、本当によくやったね、おめでとう!と心から誉めて讃えたいです。私たち指導者もそれを目指して一人一人の力を伸ばすべくやってきたわけなので、自分としても、うまくいったな、メンバーの今の力、良さが出せたな、と本番を聴きながら自然と思えたら、そして賞も良ければ一つの成果としてOK!って感じです。
た・だ・し、はいここからが重要ポイント! 全日本吹奏楽連盟の採点方法やコンクールの結果に関する規定が、これまでもいつもあやふやだったり大雑把すぎたりで、金銀銅の評価の根拠がなんだかいつも微妙に信用し切れないんですよ。今年も一般の部の評価が前半と後半で賞と得点数が一致してなくて、得点高いのに後半だと銀賞、それより低いのに前半では金賞になっちゃってました。コンクールはまぁ一種の競技会なのではっきりしてるのは審査員がつけた点数、それが高い方が今回は優秀だった、と当然なるべきなのですが、なぜか全日本吹連は金銀銅の数を決めて発表していて(吹奏楽コンクールはグループ表彰なので、例えば大学の部は金6団体・銀6団体・銅3団体にする、と)得点よりそっちの数の方で決めて発表してしまい、出場団体に後で配られる得点表を見て皆さん「え?」となりました。金になった団体は文句言いませんけど、点数いいのに銀賞になった団体はやっぱり腑に落ちない。前後半で別の仕切りと言われても、同じ主催者同じ審査員でやっている部門でそれは明らかにおかしいです。結局出番で決まるってことになるし、その出番も吹連が決めているわけで、これは出演団体と審査員は悪くない、吹連の二重の基準のせいで起こった間違いだと私は思います。一般の部は皆さん大人なのでおかしいと言いつつ大揉めにはならずにこらえたようですが、これが中高生の部だったらどうでしょう?もっと大混乱になったんじゃないでしょうか。今年は大人の部門が1週先で不幸中の幸だったと思います。その後全日本吹連も評価数の部分は削除する、と発表してますが、そんなことでは良くないわけで、もう昔から何度も審査方法や評価の変更が多くて紆余曲折してきてますが、国内で一番歴史も権威もある大会としてもうそろそろきちんとしたものにしていただきたい。

そもそも音楽とか芸術に点つけるのは非常に難しいことで、でも若いアマチュア奏者の成長のため、ピアノや弦楽器、声楽や合唱にももちろんコンクールはありますけど、スポーツと違って審査員が変われば評価も変わるので、金だから最高に素晴らしくて銀や銅は価値がない、みたいな思い込みはしちゃいけない、指導者はそう奏者に思わせるような言動はしてはいけないと強く思います。
コンクールは若い奏者たちが自分の力を伸ばして楽曲を深く研究する機会、演奏力、継続力、同じ目標を仲間と共有して総合的に人間としても力をつけるためのもの。賞のためだけじゃないです、本当に。でもこれらのことはコンクール以外でもできると思うし、実際コンクールに出てなくても素晴らしい演奏活動をしている奏者、音楽家は世界中にたくさんいますね。コンクールじゃないとがんばれないとなるのはおかしいです。日本の吹奏楽はそこがちょっといき過ぎてるように感じます。
私は若い奏者たちよりも主催者側や指導者の方に色々と問題があると思えて仕方がないので、全く個人的ですがもう少しこうなればいいんじゃないかな、と思うことも多々あり、それはまた次回以降記したいと思います。ともあれ2026年の吹奏楽コンクールはひとまず終了!皆さんお疲れ様でした!































































